友人や知人の結婚式でのスピーチ。緊張しますよね?
スピーチが終わるまで、食事が楽しめなかったり。あまりにも緊張しすぎて、グラスを割ってしまった人を見たことがあります…。
でも、頼まれたら快く引き受けるのがマナーです。
スピーチで緊張しないために
緊張して失敗しないためには、準備が必要。
まず、スピーチの原稿を作ります。3分以内のスピーチの場合、文字量は800字程度。
原稿ができたら声に出して読み、話の流れや長さをチェックします。言いにくい表現があったら修正をしましょう。
スピーチの内容を暗記して話している人を見ると「すごいなぁ〜」と関心してしまいますが、無理して暗記をする必要はありません。原稿を読みながらスピーチすることは、恥ずかしいことではありません。
スピーチのポイント
短く!
長くて嫌われるのは「鼻の下」と「スピーチ」。
短くて好まれるのは「スカート」と「スピーチ」。
セクハラとも思える発言ですが、共感できることだと思います。
主賓で5分程度、お友達なら3分程度が適当です。
ポイントをしぼって!
つき合いが長く、親しい間柄であればあるほど、話したいことが増えていきますが、欲張ってエピソードを盛り込みすぎると、スピーチが長くなっってしまうので要注意。
新郎新婦の人柄や長所を印象的に伝える話や、自分しか知らない話など、ひとつのエピソードにしぼり込みましょう。
ただし、過去の暴露話や下ネタ、他の人を傷つけるような話は厳禁です。
背筋をのばしてゆっくりと!
いざスピーチをするとなると、華やかな雰囲気にあがってしまうことも。でも、背中を丸めたり、早口になったりしてはいけません。せっかくのスピーチも聞きづらいものになってしまいます。
マイクの前に立ったら、まず深呼吸して肩の力を抜きましょう。
そして、新郎新婦や列席者に話しかける気持ちで、ゆっくりはっきりと!
悪のりしない!
披露宴にはいろいろな立場の方がいらっしゃいます。悪ふざけをしたり、内輪ネタで盛り上がったりするのは、とても見苦しいです。
みんなが楽しめるスピーチにしましょう。
忌み言葉に気をつける
縁起が悪いとされる「忌み言葉」は使わないように注意しましょう。
- 引き裂かれるイメージの言葉
「切れる」、「離れる」、「分かれる」、「破れる」など - 安定のなさをイメージする言葉
「去る」、「出る」、「戻る」、「追う」、「帰る」、「繰り返す」、「捨てる」など - 不幸をイメージする言葉
「滅びる」、「苦しい」、「薄い」、「浅い」、「嫌う」、「冷える」、「つぶれる」など - 再婚をイメージする言葉
「たびたび」、「重ね重ね」、「皆々様」、「たまたま」、「かえすがえす」など