ドレス選びの大きなポイント「ドレスのラインとイメージ」を参考に、着てみたいドレスのラインが決まったら、今度はディテール選びです。
胸元と袖はバリエーションがとても豊富。
ウェディングドレスのデコルテデザイン
デコルテのデザインは、顔の印象を左右します。実際に試着をして、ベストなデコルテデザインを選びましょう。
ラウンド
襟が丸いデザイン。
シンプルな丸首ラインは、あらゆる体型の人に似合う。開きが広いものは小顔効果も。
スクエア
襟を四角に切り取ったようなデザイン。
肩から胸元をシャープに演出。顔の大きさ、首の太さを緩和し、丸顔を細く見せる効果も。
Vネック
首元がV字にカットされたデザイン。
縦のラインが強調され、大人っぽい雰囲気。首の太さや細さをカバーする効果も。
ビスチェ
トップがストラップレスのデザイン。
胸元と背中が広く開き、肩のラインを美しく演出。首の周りにはアクセサリーを。
オフショルダー
両肩を出すデザイン。
カジュアルにもフォーマルにもアレンジ可能。肩幅や二の腕を華奢に見せる効果も。
スタンド
折り返しのない襟が首にフィットしたデザイン。寂しげな顔立ちをゴージャスに見せてくれる。上品で大人っぽい雰囲気。
ウェディングドレスのスリーブデザイン
袖の有無でウェディングドレスの印象は大きく変わります。腕や肩のラインを美しく見せるノースリーブが人気ですが、実際に試着をしてベストなデザインを選びましょう。
ノースリーブ
露出度の高い袖がないデザイン。肩紐の太さや、小物によってイメージが変わる。
細いストラップなら、首はすっきりと肩は華奢に見せてくれる効果も。肌の露出が禁止されている教会では、ロング手袋やボレロを着用して。
アメリカンスリーブ
首から袖ぐりの下まで、斜めに大きくカットされたデザイン。モダンでスタイリッシュなイメージ。
袖ぐりが大きくひらいているので、腕の美しさが強調されるが、二の腕が気になる人は要注意。いかり肩で首が長い人向き。
パフスリーブ
袖付け、袖口などにギャザーを寄せて、袖が膨らんだデザイン。可憐でキュートなイメージ。
ふわっとした袖が、気になる二の腕をカバーする効果も。ただし、袖の長さが半端だと逆効果になることもあるので要注意。
フレンチスリーブ
身頃と袖の切り替えがなく、肩先を覆うようなデザイン。清楚でエレガントなイメージ。
襟ぐりが広くあいたものなら上半身や首のラインをスマートに見せてくれるので、二の腕カバーの効果も。なで肩の人向き。
ロングスリーブ
袖が長いデザイン。クラシカルで清楚なイメージ。
五分、七分、手首を覆うものなど、袖の長さはいろいろ。袖がレースやオーガンジーなど透明感のある素材だと上品かつエレガントな雰囲気に。二の腕が気になる人に向く。
パゴダスリーブ
上部はタイトで、袖先に向かって広がっていくデザイン。上品でエレガントなイメージ。
袖の長さはいろいろ。3段、5段と重ねたデザインもある。 二の腕が気になる人向きだが、袖にボリュームがあるので腕が細くて悩んでいる人にも向く。