ありがとうの気持ちをこめて贈るプチギフト。
お色直し後の再入場のときや、披露宴の締めくくりに、おふたりからゲストへ手渡します。
ふたりの感謝の気持ちだからこそ、プチギフトにはこだわりたいですよね。
プチギフトとして定番なのが「ドラジェ」。
ドラジェとは、アーモンドをお砂糖やチョコレートでコーティングしたお菓子のことです。
ドラジェ以外にも、紅茶、お砂糖、お箸、スプーン、ジャム、キャンディ、
植物、アロマグッズ、キャンドル、携帯ストラップ、バスグッツなどなど、
最近のプチギフトは多種多様。
その中で人気なのは、紅茶、お菓子、アロマグッズなど500〜800円程度の実用品です。
実は、ドラジェの歴史はとっても古いのです。
古代ローマ時代、アーモンドに砂糖をコーティングしたものを、結婚式などの祝菓子として町中に配ったのが、ドラジェのはじまりといわれています。
「たくさん実をつけるアーモンドの木のように子宝に恵まれますように。」
ドラジェには、そんな願いが込められています。
ゲストに配るのは、幸せのおすそ分けという意味があります。
イタリアではドラジェを5粒にまとめたものを「ボンボニエラ」と呼び、
「幸福」「健康」「富」「子孫繁栄」「長寿」という願いが込められているそうです。
手作りお菓子のプチギフトも根強い人気があります。
「わたしって、お菓子もつくれるのよぉ〜!」というアピールができるのが、
手作りのお菓子をプチギフトにするメリットかもしれません(笑)。
手作りするにせよ、購入するにせよ、お菓子のプチギフトには、
注意しなければならないことがあります。
ひとつは賞味期限。
1週間程度は日持ちするお菓子がベストです。
もうひとつはお菓子の強度。
ハート型のクッキーが割れていたら不吉な感じがしますよね?
夏の暑い日にチョコレートが帰る途中で溶けてしまうのも考えものです。
お菓子をプチギフトにする場合は、なるべく日持ちがして、型崩れがしにくいお菓子を選んでくださいね。