一日中主役でいられる日だから。
結婚式当日はいつもの自分以上でありたいもの。
そのためには、ステキなヘアメイクが必要不可欠です。
ヘアメイクは打合せだけでなく、実際にやってみなくてはイメージがつかめません。
また、ぶっつけ本番のヘアメイクではちょっと不安ですよね?
そんな不安を解消すべく、結婚式当日のヘアメイクを実際通りに行うことを、
「ヘアメイクリハーサル」といいます。
非常に慌しい結婚式当日。
細かい打ち合わせや相談をしながらのヘアメイクは難しいもの。
気に入らないヘアメイクをされてもやり直す時間がない.....なんてことも。
ヘアメイクリハーサルでじっくり相談をしておけば、理想のヘアメイクに仕上げてもらうことができます。
ヘアメイクリハーサルは、あなたの魅力を引き出すための大切なプロセスだとわたしは考えています。
細かい点までチェックして、当日はイメージどおりの花嫁になりましょう!
当日の仕上がりを確認するためのヘアメイクリハーサルなのに、
ヘアメイクリハーサルの担当者と当日の担当者が違うことがあります。
わたし的には、こんなこと論外です!!
担当者が違えば、当日の仕上がりも当然変わりますからね。
リハーサルと当日のヘアメイク担当者が一緒かどうか確認しておくと安心です。
ウェディングドレスとヘアメイクのバランスはとても重要。
ヘアメイクリハーサルの際は、試着したときの写真を必ず持って行きましょう。
全身が写っている写真はもちろんですが、後ろ姿や、
ドレスのモチーフが分かるようなアップの写真があるとベスト。
ヘアメイクさんに、ドレスのシルエットやイメージをしっかりとつかんでもらうことで、
トータルコーディネートができます。
髪飾りなど当日使用したい小物があればそれも持参して(できれば現物)。
イメージ通りのヘアメイクをオーダーするには、イメージに近い雑誌の切抜きなど、
資料になるものをなるべくたくさんそろえて持って行くことが重要。
どれだけ口頭で説明をしても「百聞は一見にしかず」です。
「ヘアスタイルはこの切抜きで、ベールの位置はこの切抜き」といった感じでオーダーしてもOK!
いくつかのデザインで迷っているなら、すべての切抜きを持っていきましょう。
舞い上がってしまって、どんなヘアメイクにしたかよく覚えていない.....。
なんてことがないように、カメラを持参してリハーサル時のヘアメイクを撮っておきましょう。
いくつかのスタイルで迷ったときは、それぞれのスタイルを写真に撮っておき、
写真の仕上がりを確認してから、どれにするか判断をするのもひとつの手です。
アレルギーがある方や敏感肌の方はその旨を担当者に伝えて。
アレルギーや敏感肌でも大丈夫な化粧下地を使ってくれたり、
あなたがいつも使っている基礎化粧品を使ってくれるなど、対応をしてくれるはずです。
「こんな風にして欲しい」「これだけは絶対にして欲しくない」など、
ヘアメイクへのこだわりがあるのなら、はっきりと伝えて。
「いろいろ注文してくるうるさいお客さん」にはなりたくないかもしれませんが、
イメージどおりの仕上がりを目指すなら、必要不可欠です。
自分の意見を上手に伝えられそうにないのなら、お友達やお母様、新郎など、
あなたの意見を代弁してくれる方と一緒にリハーサルにのぞんでもいいかもしれません。
「こんな風にしたい!」というお気持ちやこだわりはもちろん大切ですが、
ヘアメイクさんの意見にも耳をかたむけてみてください。
プロですから、専門的な立場でアドバイスしてくれるはず。
いつもとは違う自分を発見できるかもしれませんよ。
プロのメイクさんでも色んな価値観の方がいらっしゃいます。人間ですから相性もあります。
もし、ヘアメイクリハーサルの仕上がりにどうしても納得できなかったら、担当者をかえてもらうのもひとつ。
別途お金がかかってしまいますが、ヘアメイクだけ外注にすることもできます。
担当者変更を申し出るときは、感情的にならずに冷静に話をすすめてくださいね。
会場の広さ、ドレスや着物の種類・色、照明の種類(白熱灯・蛍光灯・自然光)など、
ブライダルメイクの出来を左右する要素はたくさんあります。
普段どおりのナチュラルメイクでは、ドレスに負けてしまったり、写真栄えがしないことも。
濃すぎるメイクは考えものですが、ちょっと濃い目がおススメです。
ただし、ドレスを着ないリハーサルでは、同じメイクでも濃く感じがち。
どうしても濃さが気になる場合は、少し薄めに仕上げてもらい、
挙式当日、様子を見ながらチークやリップを足してもらうのもひとつです。
ヘアメイクリハーサルをするついでに、前撮りをするのもオススメです。
(前撮り・・・事前に記念写真を撮影すること。)
ヘアメイクリハーサルだけですと、顔から上のバランスしか確認することができませんが、
前撮りでしたら、ドレス、ブーケ、ヘアメイクのトータルバランスを確認することができます。
また、挙式当日は写真撮影を楽しむ時間を確保するのは難しいですが、
前撮りでしたらロビーやガーデン、スィートルームなど、
お気に入りの場所でゆっくりと写真撮影(ロケーションフォト)ができる会場も。
結婚式当日には着用しないウェディングドレスや衣裳を着ての撮影も可能ですし、
前撮りの写真をウェルカムボードやペーパーアイテムに使うこともできるので、
時間と予算に余裕があるのでしたら、検討を。